多言語WordPressサイト構築時に考慮すること

想定段階

大抵の場合マルチサイト化を視野に入れることになるが、本当に必要なのか慎重に検討する。
サイトを作り込みすぎてしまう日本人にとって、WPマルチサイトは重荷になる可能性が非常に高い。

更新/保守はどんな形になる?

メディア系
新規記事を次々投稿、同時に既存記事の修正(CNN, GIGAZINE, ねとらぼ)
通販系
新商品を次々投稿、同時に既存記事の修正(Amazon, DMM, ZOZOTOWN)
コーポレート系
ニュースや新作発表などを断続的に投稿(Apple, docomo, トヨタ)
カタログ系
新作や修正が発生する場合のみ更新(飲食店, ファッションブランド, 小規模アフィリエイト)
交通機関系
交通情報やチケット情報、おすすめ記事などを次々投稿(ANA, JR, 旅行代理店)
公的機関系
訪日外国人向けのお知らせや注意喚起を断続的に投稿(NPO団体, 外務省, 経済産業省, 都庁県庁, 政府支援プロジェクト)
SNS系
ユーザーが絶え間なくコンテンツを投稿(twitter, Wikipedia, YouTube)

 

検討段階

新規サイト構築(言語別にサーバーとWP)

  • サーバーとWordPressセットを複数構築
  • サーバー=日本、アメリカ、香港、イギリス等各国設置
  • 多言語プラグインなし
  • 予算度外視、言語別スタッフ確保可能

新規サイト構築(マルチサイト)

  • 1サーバー
  • 1サイト=1言語による複数サイト構築
  • 多言語プラグイン利用 (Multisite Languqge Switcher, Multilingual Press etc)

既存日本語サイトを多言語化

  • 1サーバー
  • 1投稿=1言語 or 1投稿=複数言語による1サイトカスタマイズ
  • 多言語プラグイン利用 (PML, Bogo, Polylang, qTranslate X etc)

日本語サイトのまま外国語ページ追加

  • 固定ページを数ページだけ言語別に作成など
  • 多言語プラグインなし

 

決定段階

普遍的情報

製品の外観・性能・マニュアルなど … 原稿を言語別に直訳、深く考える必要なし

ローカライズ情報

国別通貨・料金・関税など … 原稿を加筆修正した上で多言語翻訳、正確な情報の見極め

オリジナル情報

国別店舗・スタッフ・現地製品など … 原稿を新規作成、多言語翻訳のみならず情報の整理が必要

 

導入段階

プラグイン特性

1サイト=1言語型
  • Multisite Language Switcher … シンプル、多言語切替機能なし、複数管理者向け
  • Multilingual Press … 新言語サイト作成時に使える、複数管理者向け
1投稿=1言語型
  • WPML … 高機能だがカスタマイズ困難、同一管理者向け
  • Bogo … Contact Form 7の三好氏制作、WPデフォルト多言語機能利用、シンプルサイト向け、同一管理者向け
  • Polylang … WPMLの対抗馬、同一管理者向け
1投稿=複数言語型
qTranslate X … 投稿画面で複数言語管理、同一管理者向け ※2016年で更新停止?

 

構築段階

  • サブディレクトリで問題なし
  • サブドメインは採用すべきでない 面倒、厄介、SEO意味なし
  • 管理権限ユーザーは一人(1つのメールアドレス)の方が行き来が断然楽
  • 完成後に「やっぱり構成を変えたい」は全てやり直すことを意味する

 

2015年 失敗しない! WordPress多言語サイト制作で 絶対に知っておきたいこと from Katz Ueno

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